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韓国大統領と2つの『ことわざ』

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Presiden Korea Selatan Tiba di Bali

韓国の掲示板を読んでいるとコメントに「ことわざ」を書いてあるのをよく見かけます。
その中で韓国大統領に関することわざをご紹介したいと思います。

月も満ちれば傾く

「달도 차면 기운다」ということわざは、日本語で『月も満ちれば傾く』と言います。

物事は盛りに達すると必ず衰え始める(物事には栄枯盛衰がある)、という意味があります。
この諺を掲示板で見かけるときとはどんな状況でしょうか。

実は「月」というのは韓国の大統領、ムンジェイン(文在寅)のことを指しています。
ムン=ムーンで、「月」ということです。韓国では彼のことを「달님」=お月様、と呼ぶ人たちがいます。
勢いのあるムンジェイン大統領を見た彼を支持しない人たちが、いつかは彼も失脚するだろうとそういった意味でこの諺を書くようです。

めんどりが鳴けば家が滅びる

「암탉이 울면 집안이 망한다」という諺は日本語で『雌鶏が鳴けば家が滅びる』という意味です。

朝、コケコッコーと鳴くのは雄鶏の仕事なのに、それを雌鶏がでしゃばって鳴くような、女性が権力を握る家は上手くいかず滅びるという意味です。

このことわざを少しひねった「암탉이 울면 나라가 망한다」は、「雌鶏が鳴けば国が亡びる」という意味です。差別的な意味を含んだこの表現は、韓国の前大統領、朴槿恵への嘲笑と非難の言葉として、韓国の掲示板で頻繁に目にしました。

右派も左派も激しく非難した朴槿恵。今では留置場の中で、わびしい生活を送っているようです。

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